美肌になるための11の方法まとめ

「美肌」と聞いてどんなイメージが湧いてきますか?

赤ちゃんのようにぷるぷるもちもちした弾力のある肌、パールのようなくすみのない真っ白な肌…人それぞれ美肌のイメージは違っても、共通している概念はあるはずです。

“肌トラブルのない美しく健やかなお肌”
これが美肌の基本なのではないでしょうか。

女性であれば誰もが憧れ、手に入れたいと願ってやまない美肌について、様々な角度からアプローチして解説していきます。


美肌洗顔

クレンジングと洗顔は、直接お肌に触れる行為です。
しかも毎日繰り返されるため、美肌をつくる上で、最も重要なポイントのひとつと認識しましょう。

ただ単純にメイクを落とせばいい、顔の汚れを取ればいい、といい加減に考えて、おろそかにしないようにしてください。
少しのダメージが蓄積されていくと、大きな肌トラブルを引き起こす原因となる可能性があります。

適切な方法で、丁寧に優しく行うことを心がけましょう。
日々のクレンジングと洗顔が美肌への一歩です。

クレンジングのポイント

  1. ミルク、クリーム、ジェル、オイル、リキッド、拭き取りなど様々なタイプのクレンジング剤があります。
    それぞれ含まれている油分と界面活性剤の量が異なりますので、肌質やメイクの濃さによって使い分けましょう。
    界面活性剤はお肌に良くないと思われていますが、油分であるメイクをきちんと落とすためには必要な成分です。
  2. クレンジング剤がお肌と触れている時間をなるべく短くするよう、手早く行います。
    時間をかけすぎると乾燥や肌荒れを起こすこともあるため、クレンジングは1分以内に終わらせるようにしましょう。
  3. 皮脂が多く皮膚が厚めのTゾーンからクレンジングを始めます。
    その後、Uゾーンになじませ、顔の内側から外側へ、指の腹を使って優しく広げていきます。
  4. 36度くらいのぬるま湯で洗い流します。
    熱すぎるお湯は乾燥の原因となりえますし、冷たすぎるとメイクを落としきれません。

クレンジングの注意点

  1. アイメイクは専用のリムーバーなどで先に落としておくことをおすすめします。
    目元の皮膚は薄くて繊細ですし、アイメイクは元々落ちにくくつくられているので、通常のクレンジングでは落としきれない可能性があります。
  2. クレンジング剤は適量を使用しましょう。
    少なすぎると、摩擦によるお肌への刺激が大きくなってしまいます。
  3. しっかり落とそうとするあまり、力を入れすぎないように注意してください。
    物理的刺激によってお肌の角質を傷つけて肌荒れを引き起こす場合があります。

洗顔の手順

  1. 洗顔料がよく泡立つように、まずは手を洗って清潔にします。
  2. ぬるま湯で顔を軽く素洗いし、毛穴を開いて汚れを落としやすい状態にします。
  3. 手の平もしくは泡立てネットに洗顔料をつけ、きめ細かく密度の高い泡をつくります。
    壊れにくい泡をつくることで、泡がクッションとなりお肌への負担を軽くします。
  4. クレンジングと同様、皮膚が厚く皮脂の多いTゾーン(鼻から額)→Uゾーン(フェイスライン)→頬→口周り→目周りの順に、指の腹を使って小さな円を描くように洗います。
  5. 擦らないように、33〜36℃のぬるま湯で優しく泡を洗い流します。
    すすぎは20〜30回が目安です。
    小鼻のわきや額の生え際は特に丁寧にしっかりとすすぎましょう。
  6. 洗顔を終えた直後から乾燥は始まっています。
    5分以内に清潔な柔らかいタオルで、優しく押さえるように水分を拭き取ります。
  7. 水分を拭き取った後、遅くとも3分以内には化粧水などで保湿ケアをしましょう。

洗顔のポイントと注意点

  • 洗顔は多くても1日2回まで。
    洗いすぎると、お肌に必要な保湿成分や皮脂まで落としてしまうことになります。
  • 一度の洗顔で二度洗いは必要ありません。
  • 基本的に朝は洗顔料を使用しない水洗顔で大丈夫ですが、寝汗をかきやすい暑い季節などは朝でも泡洗顔で汚れを落としましょう。
  • 時間のかけすぎは乾燥の原因となります。
    顔に泡をつけてからすすぐまでは45秒を目安として手早く行いましょう。
  • 皮膚が薄くデリケートな目元や口元は乾燥しやすいため、泡を乗せる程度で十分です。

美肌スキンケア

基礎化粧品によるスキンケアは、クレンジング・スキンケアと同様に、美肌づくりにとても大切です。

ご自身に合った基礎化粧品を適切に使用することが、美肌スキンケアのポイントになります。

口コミやランキングサイトは参考程度に

最近では口コミが重要視され、口コミでの評価が高い商品=良い商品だという風潮があります。

口コミも化粧品選びの参考にはなるかもしれませんが、メーカーから広告費をもらって、宣伝として書かれている記事や口コミも数多く掲載されています。

ステルスマーケティングが問題となってからは、一見それとわからないようになっていますが、特定の商品を絶賛している内容であればアフィリエイト記事の可能性が高いです。

あくまでも口コミやそれを元にした記事は参考程度に留め、きちんとした基準で自分に合った商品を選ぶようにしましょう。

肌質には個人差がありますから、万人にとってベストな化粧品というものは存在しないはずなのです。

基礎化粧品選びのポイントと注意点

自分の肌質や改善したい肌トラブルをきちんと把握すること

乾燥肌、脂性肌、敏感肌など、肌質によって必要な美肌成分は多少変わってきます。

セルフチェックが難しいのであれば、デパートの化粧品コーナーや皮膚科などでカウンセリング・診断してもらうのもおすすめです。

目的に合った成分が配合されているアイテムを選び

保湿、美白、シワ、エイジングケアなど、目的に合った成分が含まれたスキンケア化粧品を使用しないと、期待する効果が実感しにくくなります。

きちんと成分を確認

「シミが消える!」「あなたもすぐベビー肌に!」などキャッチフレーズに惑わされず、有効成分が含まれているか確認しましょう。

厚生労働省に認可された有効成分を配合している化粧品は、”薬用化粧品”もしくは”医薬部外品”と記載されています。

継続して使用できる価格帯のアイテムを選び

スキンケアは毎日行うものですので、続けていくことが大切です。

高い化粧品が良いものとは限りません。
自分の肌質と目的に合ったアイテム、ラインを見つけてくださいね。

まずはトライアルから始めてみましょう

新しい化粧品に変えたいと思ったとき、いきなり本購入してお肌に合わなかった場合、費用が無駄になってしまいます。

各メーカーのコスメラインからトライアルキットが販売されていることが多いので、賢く活用することをおすすめします。

トライアルでお肌の調子が良かったり、トラブルが起こらず続けてみようと思ったりしてから、本購入すれば良いのです。

おすすめのスキンケア化粧品

ポイントと注意点で述べたように、同じ化粧品でも、肌質によって合う、合わないという問題があります。

ですから、一概に「絶対これがおすすめ!」と断言はできませんが、敏感肌用のものは、おそらく全ての肌質の方が問題なく使用できると考えられます。
また、スキンケアの基本は”保湿””肌のターンオーバーの正常化”ですので、その2点を押さえた化粧品をおすすめします。

その上で、希望される効果が期待できるスペシャルケアをプラスすればよいのではないでしょうか。

NOV(ノブ) 

皮膚科でも推奨されている、ノエビアグループのスキンケアブランドです。

乾燥肌、敏感肌の方でも使用できる低刺激の化粧品で、いくつかのシリーズがありますので、お悩み別に選ぶことができます。

トライアルセットもシリーズ別になっているので、まず試してみてはいかがでしょうか?

オフィシャルサイト:NOV(ノブ)

DECENCIA(ディセンシア)

ポーラオルビスグループによる、敏感肌専門ブランドです。

ベーシックシリーズの他、エイジングケアシリーズや敏感肌用化粧品には珍しい美白シリーズもあります。

目的に合わせたシリーズのお得なトライアルセットから始めてみることをおすすめします。

オフィシャルサイト:DECENCIA(ディセンシア)

美肌に効果的な食事

美肌のためには、身体の内側からのケアも重要です。

美肌に効果的な食材は積極的に摂取していきたいものですが、栄養が偏らないようにバランスの取れた食事を心がけましょう。

美肌のための基本的な食事内容

  • タンパク質
    白身魚や小魚をメインに動物性、植物性ともにしっかり摂取しましょう。
  • 細胞膜の主成分となる良質な脂質
    アマニ油やエゴマ油に含まれるオメガ3脂肪酸は美肌効果が期待されています。
  • 抗酸化作用のあるビタミンや亜鉛などのミネラル
    緑黄色野菜や海藻類に多く含まれています。
  • 美肌効果や整腸作用が期待できる食物繊維
    ごぼうや蓮根などの根菜、海藻類、芋類、バナナやりんごなどに豊富に含まれています。

おすすめの食材

全てを挙げることはできませんので、身近で摂取しやすい食材をご紹介します。

  • ヨーグルト
  • 豆乳
  • ブルーベリー
  • かぼちゃ
  • パプリカ
  • パセリ

レシピ

人気レシピサイト「クックパッド」から、美肌レシピでランキング上位のものをご紹介します。

蓮根とひじきの美肌ダイエットサラダ

蓮根にはムチンという粘液質の成分が含まれており、お肌のうるおいをサポートするため、乾燥や肌荒れに効果的です。

熱に弱いビタミンCも、蓮根の場合にはでんぷんでガードされているため、加熱調理に耐えられるという利点があります。

ひじきに含まれるヨウ素は新陳代謝を活性化させ、お肌の健康維持に役立ちます。
また、ポリフェノールの一種であるタンニンも含まれているため、紫外線ダメージからお肌を保護する作用も期待できます。

ビタミン、ミネラル、鉄分や食物繊維など美肌に必要な栄養素がたっぷり入って、しかも低カロリーなので美肌・美容にぴったりのサラダですね。

蓮根とひじきの美肌ダイエットサラダ

美肌に美腸に!まったり酒粕レーズンバター

美肌食材としてもはや定番となりつつある酒粕には、美白成分のアルブチンやコウジ酸、シミやシワを予防するナイアシンが含まれています。

また、抗炎症作用もあるため、ニキビやニキビ跡にも効果的とされています。

酒粕には100種類以上の酵素が含まれており、美肌・美白効果をはじめダイエットや健康にも有効だといわれています。

レーズンにはポリフェノールとアントシアニンが豊富に含まれており、抗酸化作用による美肌効果、エイジングケアが期待できます。

ナッツ類と合わせることで、より多くのビタミン、ミネラル、食物繊維が摂取できるため、腸内環境を整えることで美肌づくりをサポートしてくれます。

長期保存ができますし、小腹がすいたときにおすすめの簡単おつまみです。

美肌に美腸に!まったり酒粕レーズンバター

美肌水

美肌水とは、開業医の今井龍弥先生により考案された尿素グリセリン水溶液のことです。

雑誌「ゆほびか」(マキノ出版)において命名され、医師向けの書籍でも発表されて、あらゆる媒体を通じて日本中に広まりました。

元々は今井先生がアトピー患者さんの治療に使用していた美肌水ですが、保湿作用が他の肌トラブルにも効果的であるとされ、顔のスキンケアだけでなく、ボディケアやヘアケアにまで幅広く使用されています。

美肌水原液の作り方:オリジナルの今井先生バージョン

美肌水の材料

  • 水道水
    煮沸していないものを使用した方が長持ちするとのことです
  • 尿素
    配合肥料でない100%の園芸用肥料、ホームセンターなどで200〜300円/ 1kgで売られています
  • グリセリン
    日本薬局方のものがおすすめ、ドラッグストアなどで300〜400円/50mLで購入できます
  • ペットボトルなど、容量250mL以上の密閉可能な空き容器
  1. 空き容器に水道水200mLと尿素50gを入れて、尿素の粒がなくなるまでよく振る
  2. 尿素が溶けきったら、グリセリン5mL(小さじ1)を入れて軽く振る

出典元:マキノ出版|ゆほびか|Dr.Imaiの手作り健康術:美肌水

美肌水の効果

尿素+グリセリンというシンプルな配合ながら、お肌の角質層の水分保持力を高め、保湿効果が期待できます。

スキンケアの基本は保湿なので、美肌水は乾燥肌や敏感肌だけでなく、様々な肌トラブルに対応可能だと考えられます。

実際にオリジナルの美肌水を使用した方々が「ゆほびか」に寄せた体験談や効果の例をご紹介します。

全てが美肌水による効果とは限りませんが、トラブル肌の改善に効果が期待できそうなことがわかります。

美肌水の効果まとめ

  • アトピー性皮膚炎
  • シミ
  • そばかす
  • あざ、日焼け跡(色素沈着)
  • ニキビ
  • 毛穴づまり
  • くすみ
  • かかとの角質

美肌水の注意点

  • 原料に使用する尿素は安価な園芸用肥料で大丈夫ですが、尿素100%のもの(窒素46%と記載されています)を選び、配合肥料という表示があるものは避けてください
  • 顔に使用する場合には、原液を水で10倍に薄めます
  • 身体に使用する場合には、原液を水で5倍に薄めます
  • 肘や膝、足の裏やかかとなどの角質除去に使用する場合、原液のままでも大丈夫です
  • 希釈した美肌水は冷蔵庫で約1ヶ月、原液は半年保存できますが、保存料が入っていないため早めに使い切りましょう
  • 敏感肌の方は、使用前にパッチテストを行うと安心です
  • 使用後に刺激を感じたときには、さらに希釈して濃度を低くしましょう
  • 傷口に入るとしみることがありますので、オリーブオイルやアマニ油でガードしてから使用すると刺激を防げます
  • 万が一、赤みやかぶれ、皮膚の異常が認められたら、すぐに使用を注意しましょう

その他、美肌水についての疑問に考案者の今井先生が答えてくださっているページもありますので、ご参考までに。

参考:マキノ出版|ゆほびか|Dr.Imaiの手作り健康術:美肌水Q&A

美肌になる入浴

お風呂

医師で温泉療法専門医の東京都市大学人間科学部教授・早坂信哉先生が、以前テレビ番組で美肌に効果的な入浴方法についてご説明されていました。

ポイントは手間暇をかけすぎない簡単な”手抜き風呂”だそうです。

オフィシャルサイト:http://hayasakashi.wixsite.com/bath

おすすめの入浴法

  • 入浴前には緑茶を飲む
    →血中のカテキン(抗酸化作用のあるポリフェノールの一種)濃度が7倍になったという研究結果が出たそうです
  • 蓋をしないで湯張りをする
  • レモン果汁やアスコルビン酸を含む入浴剤などビタミンCを湯船に入れる
  • 顔、胸、ワキ、お尻、股など汗をかきやすい部位のみ手で洗う
  • 入浴は40℃のお湯に10分間、肩まで浸かる
  • 肌荒れしやすい方、敏感肌の方は浴室内で水分を拭き取り、化粧水で保湿する
  • 浴室を出たらすぐに保湿クリームを使用する

美肌によくない入浴法

  • 脱衣所や浴室の室温が低く、寒さを感じる
    →急激な温度変化は肌荒れの原因となるため
  • 塩素が強く肌に刺激がある一番風呂に入る
    →ビタミンCを使用することで塩素濃度を下げられます
  • 湯船の温度が42℃以上
    →お肌の乾燥が進んでしまうため
  • 15分以上の長風呂
    →角質層がふやけて保湿成分が流れ出してしまうため
  • 全身をゴシゴシと洗う
    →お肌のうるおいに必要な皮脂を落としすぎてしまうため
  • シャワーを長時間使用する
    →塩素がお肌に当たり続けてしまうため

美肌湯

温泉の泉質によって期待される効果や肌質との相性が異なります。

  • 弱アルカリ性泉→古い角質を落としつつ、必要な水分も吸収する効果が期待できます。お肌の新陳代謝を促進する作用もあります。
  • 酸性泉→ピーリング効果に優れていますが、敏感肌の方には刺激が強いことがあります。
  • 重曹泉→無色透明で、お肌をなめらかに整え、うるおいを与えます。

日本三大美肌の湯

“日本三大美肌の湯”と呼ばれている温泉があるのをご存知でしょうか?

50年以上も温泉の分析・調査・設計を行ってきた国内で唯一の温泉科学の民間調査機関である公益財団法人中央温泉研究所と、温泉評論家の藤田聡氏が定めたものです。

温泉には泉質によってそれぞれ効果・効能が異なりますが、特に美肌に対する効果が期待される温泉として、それら3つをご紹介します。

“日本三大美人の湯”というものも存在しているので、混同しないようにしてくださいね。

  • 嬉野温泉(うれしのおんせん):佐賀県嬉野市嬉野町
  • 斐乃上温泉(ひのかみおんせん):島根県仁多郡奥出雲町
  • 喜連川温泉(きつれがわおんせん):栃木県さくら市

美肌に効果的な飲み物

お茶

お茶は何となく美容や美肌に良さそうなイメージがありますよね。

毎日の生活にも取り入れやすく、できれば美肌に効果的なものを選びたいものです。

お茶もそれぞれ成分や作用が異なりますので、お肌に良いとされるお茶をご紹介しましょう。

ゴボウ茶

メディアでおなじみナグモクリニック総院長の南雲吉則先生がおすすめしていることで有名なゴボウ茶。

ゴボウには、サポニンは抗酸化作用を持つポリフェノールの一種や、水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれており、お肌の老化を防ぎ、肌荒れやシミを改善してくれます。

南雲先生のブログにゴボウ茶の作り方が書いてありますのでご参考までに。

参考:ゴボウ茶で不老長寿

その他のハーブティー

“ビタミンCの爆弾”ともいわれレモンの20〜40倍もの天然ビタミンCを含むローズヒップ、消炎作用により肌荒れを防ぐジャーマンカモミール、β-カロテンやビタミンCにくわえ多くのミネラルを含むネトルなどのハーブティーも美肌効果が期待できます。


上記以外にも

  • ルイボスティー
  • ハトムギ茶

も美肌に効果的です。

クランベリージュース

クランベリーには、非常に強い抗酸化作用を持つプロアントシアジニンAという独自ポリフェノールが含有されています。

その作用は、ビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍ともいわれ、エイジングケアにとても効果的と考えられます。

人気レシピサイト「クックパッド」から、美肌ドリンクでランキング上位のものをご紹介します。

美肌のための生活習慣

美肌のためには、生活習慣を見直して体質を改善していくことも大切です。

日常生活における少しの心がけが、美肌につながります。

睡眠

良質な睡眠は美肌に欠かせない生活習慣です。

入眠後3時間はお肌のターンオーバーを活性化させる成長ホルモンが分泌されるため、この時間に熟睡できるよう心がけましょう。

以前は22:00〜2:00が”お肌のゴールデンタイム”とよくいわれていましたが、大切なのは時間帯ではなく睡眠の質なのです。

適切な睡眠のポイント

  • 副交感神経が優位となる状態をつくり出します
  • 個人差はありますが、可能であれば6〜8時間の睡眠をとりましょう
  • 就寝2時間前までには食事を済ませておきます
  • 就寝1時間ほど前に入浴などで身体を温め、就寝時には平温に戻しておきます
  • 入浴後には、疲れを取るためのストレッチを行うのもおすすめです
  • ブルーライトの影響を考えて、就寝1時間前からはスマホやパソコン、テレビの使用、鑑賞をやめましょう
  • 喉が渇いている場合には、睡眠導入効果のあるホットミルク、ホットココア、カモミールティーなどノンカフェインの飲み物を摂りましょう
  • 強い明かりを浴びると睡眠を安定させるメラトニンの分泌が妨げられるため、夜は暖色系の照明にして、入眠前は消灯します

紫外線対策

紫外線によるお肌の老化現象を光老化といい、お肌に最も悪影響を及ぼす要因となります。

アメリカの皮膚科学会では、老化の約80%が紫外線によるものだとされています。

美しい素肌を保つためには紫外線をしっかりガードすることが重要です。

紫外線がお肌に及ぼす悪影響

  • コラーゲンやエラスチンなどお肌の弾力やハリに重要な成分を破壊する酵素の産生を促し、シワやたるみを引き起こします
  • メラニン色素の産生を促進し、日焼けやシミ、ひいては皮膚がんの原因となることがあります
  • 活性酸素を発生させ、くすみや肌荒れの原因となります

日焼け止めの適切な使用法と紫外線対策

  • 年間を通して季節や気候に関わらずUVケアは必要です
  • できるだけお肌への刺激が少ない日焼け止めをたっぷりと厚めに塗りましょう
  • シワ予防のためにはSPFではなくPAの+数が多いものを選んでください
  • 紫外線のうちUV-A波はガラスを通り抜けて室内に入ってきてしまう波長なので、日当たりの良い室内では日焼け止めの使用をおすすめします
  • 敏感肌の方はノンケミカルタイプ、屋外での運動時や海・プールではウォータープルーフのものなど、肌質や用途に合った日焼け止めを選びましょう
  • 日焼け止めは2〜3時間を目安に塗り直すと良いでしょう
  • UVカット機能のある化粧品を併用することでより高い効果が期待できます
  • 外出時のお肌の露出をできるだけ控えることも大切です
  • UVカット加工の帽子や日傘、サングラスなども上手く併用しましょう

発汗

「発汗すると老廃物が排出され、デトックス効果によって美肌になる」という情報がありますが、それは本当なのでしょうか?

かく汗の質によってお肌や身体への影響は異なるため、一概に発汗が美肌に良いとは言い切れません。

汗腺と皮脂腺からの発汗

いわゆる”汗”は2つの汗腺と皮脂腺から分泌されます。

エクリン汗腺

全身に存在しており、暑いときの発汗など主に体温調節の役割があります。

分泌されるのは99%の水分に塩分、尿素、アンモニアなどを含んだ透明でさらっとしたほぼ無臭の汗です。

アポクリン汗腺

ワキ、デリケートゾーン、乳輪、肛門、おへその周り、耳の中(外耳道)などの特定の部位に存在し、ニオイの原因となる汗腺です。

タンパク質、糖質、脂質、アンモニア、鉄分、ミネラルなどの成分を含んでおり、白〜黄色っぽく粘り気のある汗を分泌します。

お肌の表面に開口部はなく、皮脂腺と同じ経路で毛穴から分泌が行われます。

皮脂腺

文字通り皮脂を分泌する器官です。

皮脂はオイリー肌やニキビの原因として、悪いイメージがあるかもしれません。

しかし、お肌を弱酸性に維持し、保湿や蓄積された有害物質・老廃物を排出する役割を持っています。


つまり、デトックス効果を得るためには、深部から身体を温めて、皮脂腺からの分泌を促進させなければ意味がありません。

デトックス効果を生む発汗

岩盤浴

サウナは身体の外側から温めることで発汗を促しますが、岩盤浴には遠赤外線やマイナスイオンによる温熱作用があるため、低温でじっくりと身体の内側から温めることができます。

このため、汗腺からの発汗ではなく、皮脂腺からの分泌が起こりやすく、より高いデトックス効果が期待できます。

また、老廃物が排出された後は皮脂腺からキレイな皮脂が分泌され、エクリン汗腺からの汗と混ざり、お肌を保護・保湿する皮脂膜を形成します。

半身浴

ただし、これには条件があります。

通常の半身浴での発汗は、老廃物でなくエクリン汗腺からの水分が分泌されているだけなので、リラックスやむくみには効果的であると考えられますが、デトックス効果はほとんど期待できません。

自宅での半身浴で美肌効果を得たいのであれば、普段から適度な有酸素運動を行い、汗をかきやすく皮脂腺が開きやすい体質をつくっておくことが大切です。

温泉療法専門医の早坂信哉先生は、半身浴は時間の無駄だとおっしゃっていますが…

自宅で手軽にデトックス効果を期待するのであれば、食事やサプリメント、アロマテラピーやハーブがおすすめです。

美肌になるための毛穴対策

毛穴トラブルは、角質が厚くなって毛穴がつまるタイプ、たるみによって毛穴が開くタイプ、皮脂の過剰分泌によって毛穴が開くタイプと大きく3つに分けられます。

ここでは主に角質肥厚による毛穴づまりの対策についてご説明します。
毛穴づまり(角栓)は放っておくとニキビ、黒ずみやシミの原因となってしまいます。

毛穴につまった角栓は、酸化した余分な皮脂と古い角質が混ざってつくられ、Tゾーンに多く見られます。

毛穴の角栓の対策法と注意点

  • ある程度の大きさの角栓は、毛穴を保護するために必要なものだと理解してください
  • 脂質を減らし、野菜を中心とした食生活に変えてみましょう
  • 睡眠や運動、ストレスなど生活習慣を見直しましょう
  • 正しい手順と方法でのスキンケア、特にクレンジングと洗顔が大切です
  • クレンジングや洗顔前に蒸しタオルを当てると毛穴が開いて角栓を取りやすくなります
  • 酵素洗顔、スクラブ剤の適度な使用もおすすめです
  • 角質を柔らかくして除去しやすくするピーリング成分AHA配合の洗顔料もおすすめですが、お肌への刺激を考えてあまり多用しないようにしましょう
  • ピーリング化粧品(特に拭き取りタイプ)も角栓除去に効果的ですが、使いすぎはお肌に負担となります
  • 爪で無理に押し出すのはお肌のダメージとなるのでやめましょう
  • 面皰を圧出する専用の器具(アクネプッシャー、コメドプッシャー)も市販されていますが、自宅で使用する際には、器具の滅菌や力の入れ具合、処置後の消毒に十分注意してください
  • 毛穴用のシートパックは手軽な使いやすさが魅力ですが、必要な角質まで除去してしまう可能性があるため、あまり頻繁に使用しないようにしましょう
  • クレイパックは、泥による吸着力で角栓を吸収し、お肌を柔らかく整える効果が期待されるためおすすめです
  • ホームケア用の毛穴吸引器もありますし、エステサロンで施術を受けることもできます
  • コストはかかってしまいますが、医療機関でのピーリング、イオン導入、レーザー治療で毛穴ケアを行うことができます

美肌になるためのニキビケア

大人ニキビに対するスキンケアにおいて、気を付けたいのは”保湿”と”低刺激”です。

皮脂分泌過剰によって起こる思春期ニキビとは原因も対策も異なる点に注意しましょう。

大人ニキビケアのポイントと注意点

  • 過剰なクレンジングや洗顔を避けましょう
  • 正しい手順でスキンケアを行うことが基本です
  • 皮脂の過剰分泌を抑える思春期ニキビ用のさっぽりしたニキビケア化粧品ではなく、炎症を抑えつつお肌のバリア機能やターンオーバーを正常化する大人ニキビ用の化粧品を使用しましょう
  • ニキビができやすい方はニキビができにくい”ノンコメドジェニックテスト済み”と記載された化粧品がおすすめです
  • 睡眠不足は免疫力低下を招くため、しっかりと睡眠を取りましょう
  • 食物繊維や水分をきちんと摂取して、便秘にならないようにしましょう
  • 食事によるビタミン摂取が不足しがちなときには、サプリでビタミンA、β-カロテン、ビタミンB群などを補給するのもおすすめです

ニキビケアに効果的な成分

  • グリチルリチン酸:グリチルリチン酸2K、グリチルリチン酸ジカリウムなど
  • アラントイン
  • イオウ
  • サリチル酸
  • ビタミンC誘導体:リン酸アスコルビル酸、パルチミン酸リン酸アスコルビル、APPSなど

美肌に効果的なサプリ

身体の内側からお肌に働きかける美肌サプリは、医薬品ではなく健康食品という位置づけのため即効性は期待できず、継続して摂取してみないと効果が実感しにくいという特徴があります。

しかし、美肌に有効な成分というものはありますし、食事からでは摂取しにくい成分をサプリで補うことは合理的といえるでしょう。

注意点

商品によって品質や成分の配合濃度に大きな差がありますので、多少高価であっても高品質なもの、適切なサプリを選ぶようにしてください。

たくさん広告を目にするから、ランキングサイトで上位だからといって効果的なサプリとは限りません。
また、お肌のお悩みによって必要とする成分は異なります。

サプリに含まれる有効成分の配合量や濃度はもちろんのこと、他に配合されている成分などについてもきちんとチェックするようにしましょう。

なにを選んだらいいの?

様々な美肌サプリが氾濫している現状なので、サプリ選びは大変です。

美肌成分の中でも、特にサプリとして経口摂取するのにおすすめの成分をご紹介しますね。

  • プラセンタ
  • コラーゲン
  • エラスチン
  • ヒアルロン酸
  • ビタミンC

美肌になるための美容医療

美容医療には、美肌目的の医療的スキンケアから肌トラブルを改善する治療まで、非常に多くの施術があります。

とても全てをご紹介しきれないので、一般的なものやお悩み別に多く行われているものをピックアップします。

美容医療でのスペシャルスキンケア

  • ピーリング
    ケミカル、ダイヤモンド、クリスタル、カーボンピーリングなどの種類があります。
    古い角質を剥離させて、お肌のターンオーバーを促進する施術です。
  • イオン導入
    お肌に塗ったビタミンC誘導体やプラセンタエキスなどの美容に有効な成分を、イオン化させた微弱電流により、お肌の深部まで効率的に浸透させる方法です。
  • 美容注射・点滴
    ビタミンやアミノ酸、プラセンタ、女性ホルモンなど目的に合った成分を皮下・筋肉・静脈に注入します。
    経口摂取と比べて即効性が期待できます。
    自分の血液を利用したPRP注射や、自分の細胞から抽出した幹細胞を注射する幹細胞移植という方法もあります。
  • 美顔注射
    症状に合わせた薬剤を適切な箇所に注入していく方法です。
    シワ取りやお肌にハリを出すヒアルロン酸注射、小顔やシワ取りのためのボトックス注射、各種美容成分を顔全体に均一に注入する水光注射などがあります。
  • フォトフェイシャル
    光治療、IPLとも呼ばれています。
    メラニン色素に反応するため、シミやくすみの改善が期待でき、コラーゲン生成を活性化するためお肌をキメ細かくハリを与える作用もあります。
    ダウンタイムがほとんどありませんが、複数回の施術を必要とします。
  • フォトRF
    IPL(光)治療にRF(ラジオ波)を組み合わせた施術です。
    光と高周波RFの相乗効果によって、メラニン色素に影響されることなくお肌の深部まで熱エネルギーを浸透させることができます。
    シミ・くすみだけでなくソバカスや赤みにも効果が期待できます。
    たるみをリフトアップさせるウルセラリフトという機種もあります。
  • レーザー治療
    フラクショナルレーザー、炭酸ガスレーザー、クールタッチレーザーなど症状や医療機関により様々な種類があります。
    ピンポイントでレーザーを照射していくため、1回でも高い効果が期待できる反面、お肌への刺激が強く、ダウンタイムを必要する場合がほとんどです。
  • その他
    ダーマローラー、メソセラピーなど医療機関により多様な施術があります。

美肌に効果的な方法を多角的にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
これまでのライフスタイルもありますし、全てを一気に実践するのはとても難しいと思います。

どれかひとつでも現在の習慣と置き換えられる方法があれば、そこから少しずつ取り入れていくことをおすすめします。

ある日目覚めたら輝くような美肌になっていた、なんて魔法のようなことは起こりません。
「美は一日にしてならず」

日々の積み重ねと適切なケア・生活習慣が美肌へと続いていきます。
この記事がその道しるべとなり、美肌を実現する手助けとなることを願って。

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執筆者 : cocokara
公開日 : 2017年06月12日

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